国際学会(2021年8月8日、ICCEES@モントリオール)出席・一時帰国・今後の更新について

2021年8月3日〜8日に行われたICCEES(国際中欧・東欧研究協議会)第10回世界大会に登壇しました。毎度毎度事後報告で申し訳ございません。
私は“Proletkult’s Musical Position and Its Relationship to Musical Heritage.” という題の発表を行いました。発表で着目したのは、1917年10月(十月革命の直前)にロシアで発足した大衆のために文化を普及させ、彼らのために新しい文化を想像することを目指した大規模な組織プロレトクリトです。彼らの音楽活動(ひいては文化活動全般)は、過去の文化を無視し破壊しようとする姿勢という意味で「ニヒリズム的」であるとしばしば言われ、ネガティヴなイメージが纏わりついています。本発表では、彼らが1917年〜1920年ごろに発表していたマニフェストを参照し、先行研究によって定着したネガティヴなイメージが否定可能なものであることを示しました。

別件ではありますが、7月31日〜9月2日の予定で一時帰国しております。昨今の状況の影響で、モスクワからの帰国者は帰国翌日から数えて6日間ホテルで待機、その後公共交通機関を使わず帰宅した後、8日間自己隔離をせねばなりません。これを書いている8月12日現在も自宅で隔離生活を行っています。外に出る予定も大してありませんでしたので、まあよいのですが、ホテルの1室から6日間出られず、朝昼晩に配給される弁当で過ごすのはなかなか稀有な体験ができたと思います[1] … Continue reading

ロシアは6月末〜7月頭にかけて学期末でした。ブログを頻繁に更新するぞ!と意気込んでいたのですが、レポート課題や面接試験などに追われて大わらわになり、自由な時間が取れず、更新することが叶いませんでした。少し余裕ができたので、書き溜めている記事や、勉強会の成果などを公開していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

References

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1 これは皮肉ではありません。実際、きれいなホテルと毎食の弁当の質には満足していますし、非常事態の中で勤務にあたってくださっている職員の方々には感謝申し上げます。ただ、6日過ごしたうちの2日くらい、朝食が10時過ぎまで来ず、空腹できつかったです。