ローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサートのプログラムに研究発表を掲載しました

2020年度にローム ミュージック ファンデーションからご支援を頂いたご縁で、7月31日から8月28日までにかけてオンラインで行われたローム ミュージック ファンデーション スカラシップ コンサート Vol. 23〜32のプログラム冊子に、私の研究発表を掲載していただきました。
こちらのブログには、プログラムより私の研究発表「プロレトクリト――ロシア革命直後の音楽文化の一翼」を転載いたします。
公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーションさまには転載の許可をいただき、心より感謝申し上げます。

この発表は、未だにあまり活動の詳細が知られておらず、それゆえに今日まで不当な低評価を受け続けている[1] … Continue reading、十月革命直後に活躍した文化団体プロレトクリトに対し、特にその音楽活動を切り口にして、歴史的事実に基づく再評価を提案する内容となっています。

なお、私は出演しておりませんが、素晴らしい若手演奏家の皆さんによるコンサートがオンラインで配信されております。直近の演奏は以下のURLからアーカイヴを購入したうえで御覧いただけるそうですので、もしよろしければお聴きください。

クリックで拡大表示(JPG, 1.7MB)

※以上の研究発表の画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

もしよろしければ、以下のフォームから研究と執筆にご支援いただけますと幸甚です。

References

References
1 この低評価じたい、レーニンとプロレトクリトの首脳陣の一部との個人的諍いやボリシェヴィキによるプロレトクリト批判に端を発する、ある種偏った視座からのものだと私は考えています。

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