久々のお知らせになり大変恐縮です。3月20日に開催される東京交響楽団第124回新潟定期演奏会のプログラムに掲載される楽曲解説の一部を執筆させていただきました。私が担当したのはグリンカ《皇帝に捧げた命》序曲とカリンニコフ《皇帝ボリス》序曲です。
解説本文は東京交響楽団さまのホームページからご覧になれます。
最近偶然にもフロローヴァ=ウォーカーの名著『ロシア音楽とナショナリズム:グリンカからスターリンまで Russian Music and Nationalism: From Glinka to Stalin』(2007)を読み返す機会があり、この二作品を改めてロシア音楽史の文脈で考えるきっかけを頂きました。どちらも非常に(もちろん私の解説抜きで、音楽だけでも!)素晴らしい、また興味深い作品ですので、ぜひお近くの方は足をお運びいただけると幸いです。